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小林よしのり
2024.4.11 16:26日々の出来事

「夫婦の絆」のクライマックス

今日は秘書岸端と「夫婦の絆」のクライマックスの
打ち合わせをし、凄いアイデアが浮かんだ。

そのクライマックスがリアルか否かの感想を聞いて、
行けると踏んだので、明日は現場に取材に出かける。
シチュエーションに適合する写真をいっぱい撮って、
スタッフに配らねばならない。
現場を見れば、さらに細部のアイデアが湧くだろう。

岸端はなかなか良いブレインだ。
わしの物語漫画をほとんど読んでいるから、わしの
論理展開をよく知っていて、外れた相槌は打たないし、
どこまで発想が飛べるかも分かっている。
したがって、わしのアイデアとストーリーが順調に
溢れ出す。
秘書岸端の能力は、実務だけでなく、創作のためにも
役に立つようになった。

帰りにドーナツを買ってやったら、さも嬉しそうに
仕事場に戻った。
子ども心が変わらないのがなかなか良い。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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